ハロン湾観光2
「どんだけ~??」という数のクルーズ船。なんとなく、昔の香港映画に出てきたようなジャンク船での海賊気分というか、「レッドクリフ」のワン・シーンを彷彿させますな~。
水上生活者の家々。もともとは漁村だったので、水上生活者の皆さんは漁師さんが多いそうです。が、観光地となってからは、そして「世界遺産」認定を受けてからは観光客もウナギのぼりだそうでして観光業に従事する方や、観光客相手に副業として(?)小さなボートに果物やおみやげ物を積み込み、クルーズ船に売り込みに来ます。もちろん、船の上に上がってくるわけではないので、外から窓をコツコツ叩いて合図してきます(^^;)最近は自家発電機能を備えたお家も多く、水上学校もあり、スクールバスならぬスクールボートもあり生活は便利になっているらしい。
冬は風が強くてハノイ周辺のお天気もいまひとつ、と聞いていたのですがこの日は幸いにも快晴。風もなくおだやかで暖かな(暑い)日でした。デッキの上にはデッキチェアもあるので日光浴しながらのんびり景色を楽しみます。海の上で潮風にふかれながら、まったり・のんびりって至福の時間ですね。。。(^^)
そうこうしている間に船は小さな島に到着。
ハロン湾には小さな島々が無数にあり、いくつも鍾乳洞があります。実際クルーズも4時間~8時間程度のバリエーションがあり、時間に合わせて立ち寄る箇所が違ってくるようですが、ハノイからの日帰りだと4時間のコースのみが限界かな。
そういう意味では一番ポピュラーな鍾乳洞、「ティエン・クン洞」へ行ってきました。
鍾乳洞の中は高さ20メートルぐらいかな?歩道も整備されているし、ライトアップなんかもされていてガイドさんの説明次第ではそれなりに楽しめますが、日本の山口にある秋芳洞ほどの見ごたえはありません。
・・・というかクルーズ船が一斉について、スゴイ数の人間が列をなして入るのであんまりゆっくり見れないしね(写真手前のほう、みんな人です・・・)。それにやっぱり鍾乳洞よりは海上風景の美しさに心奪われているので、鍾乳洞に入ってもすごさがあんまり感じられない。
ガイドさんいわく、この鍾乳洞は偶然、地元の方が発見したものでこういた鍾乳洞までの道の整備やライトアップなどもその個人の方が整備したらしい。現在は国の管理になっているそうだけど、発見&観光地として整備したその方には入場料の10%が入ってくるとのコトでした。入場料はツアー代に含まれているので実際のところ定かではないですがたぶん1万ドンもしないと思う。でも毎日これだけの人が訪れるのだから、その人大金持ちになったでしょうね~(笑)