ミュージアムショップ@トプカプ宮殿
ブログ更新もままならず、皆様のところにもなかなか遊びに行けずにごめんなさいね。
さて、マルマリスでしたことは他にもあるんですがちょっとまたイスタンブールに戻ります。
街中のバザールも、それはそれはたくさんの魅惑的な宝物と魑魅魍魎さ&異国情緒に溢れており、「ドン〇ホーテ」に負けないぐらい、「宝探し」的探索気分を味わえるのですが「品質も確かでちょっとコ洒落たお土産を」と考えている方には、ミュージアムショップのお土産なんていかがでしょうか?
宝石大好きな私としてはイスタンブールにいったら豪華絢爛たるスルタンの宝飾品コレクションを拝まずには帰国できません、ってことでトプカプ宮殿にも遊びに行ったのですが、いつの間にか可愛いミュージアムショップができておりました。
トルコらしい、可愛い絵画。トルコのこういう絵ってわりと色彩も柔らかくモチーフも可愛らしいせいか日本のお家にも不思議と馴染みます。特にチューリップはトルコを代表するお花でおすすめかも。普通、日本で「花」といえば「桜」をさすようにトルコで「花」といえば「薔薇」を指すのですが、18世紀のオスマントルコ時代、トルコ原産のチューリップがヨーロッパで改良されて大いに西欧でもてはやされ、それがトルコに逆輸入されて、トルコでも栽培や観賞が大流行。平和で国内経済が安定したその時代は俗に「チューリップ時代」とも呼ばれているぐらい、人々が愛した花だったようです。当時のスルタンも例外ではなく、チューリップの意匠はそこかしこに見られますし、現代のトルコでも今なお愛されているモチーフなのでタオルの刺繍やタイルの図柄などいろんなところに見られます。
続いてトルコならではのチャイ・グラス。イスタンブールのヨーロッパサイドはすっかりヨーロッパナイズされちゃって、昔ながらの「チャイハーネ」(トルコ風喫茶店)とか「チャイ・バフチェシ」(広い庭のあるトルコ風喫茶店。もちろんオープンエアのお庭でお茶できます。)などが影をひそめ、お洒落な「カフェ」に席捲されていました。そんな中ではこのチャイグラスではなく、普通のカップでお茶がでてくるので、この形のチャイグラスやチャイをいただくシュチュエーションも含めてトルコのチャイを愛する私としては淋しい限り。。。
でも、普通のカフェでもメニューをみるとこのチャイグラスか、普通のカップか選べるところも多いようですけどね。
チャイグラスも日常使いの5客セットからこんな風に1客づつ選べるものなどいろいろありますのでトルコ旅行の記念にお薦めです。
最後はこちら。
トルコにいくと必ずみんな身につけている(?)、そしておみやげ物やでもよくオマケにもらう(?)、トルコ人にもよくお土産にももらう、「ナザール・ボンジュ」入りのキャンドル(笑)「ナザール・ボンジュ」は英語では「evil eye」とも呼ばれる「悪魔の目」。つまり、トルコの「魔よけ」のお守りです。このキャンドル、下のほうにみっしりと小粒のナザールボンジュが埋め込まれ、「目玉のオヤジ」的愛らしさを感じてしまって衝動買いしそうになった一品です。けっこう1個が大きいのとお値段も日本円で500~600円したので最終的には買わなかったのだけれど、今となっては買ってくればよかったとちょっと後悔。。。
これもきわめてトルコっぽいお土産ですが、ここまで来ると「嫌げ物」になりかねないのでこのシュールさがわかる人にのみお薦めします☆
このほかもちろんトプカプ宮殿の写真集とか、宝物のレプリカとか、オリーブ石鹸だの絵皿だのいろいろありますが私のアンテナに触れたのは上記3点をご紹介してみました~♪