焼き物の里 バッチャンへ&お買い物メモ②
さて、今日はハノイからちょっと足をのばして「焼き物の里 バッチャン」へ。
「クレア」や「フィガロ」などの女性誌でバッチャンの焼き物が日本に紹介されたのは2000年に入ったアタリからでしょうか?鄙びた町並みを想定しておりましたが、なかなかどおして、目抜き通りは立派です。
ハノイから車で約30分ほどの郊外。ハノイの町を歩いていたら丁度日本語ツアーのチラシを戴いたので、当初予定にはなかったもののバッチャンへ行くことになりました。日本語ガイド付き&ドライバーつきで4時間、お一人20ドルのツアーです。
バッチャンツアーなんてもともとお買い物ツアーですから。。。。
といいつつ、工房もしっかり見学させていただきます。
上が型に粘土をはめて作るやり方で、下のほうがロクロを使う手びねり。主流は型にはめて作るやり方でそちらのほうが値段も安く・大量生産ができるのでこちらが主流だそうです。
登り窯かと思いきや、近代的。ガスで焼き上げるらしい、巨大な釜。
でも絵付けはやっぱり人の手で。集中しているところ、ごめんなさ~い(^^;)
職人さんたちは結構若い方が多くて皆さん20歳前後ぐらいに見えました。
絵付けの行程に喰い付いていると、おっちゃん商魂たくましく、「絵付けする?体験メニューあるよ♪」と私達をいざなう・・・。こ、これは「萩焼き」「備前」の手びねり体験と同じようなもん??
「先週も小学生がきて、手びねりしたり、絵付けしていったよ。絵付けっていっても塗り絵みたいなもんだけどね~。」
さて、まちに待った(?)お土産物色タイム。
ツアーで連れて行ってくれたところはバッチャンのなかで合計3箇所。
「いろいろなお店を見てからゆっくり買い物したい!」という私達にはちょっと困っていたようですがそんなツアーで連れて行かれたお店だけで買うのはちょとね~。ちなみにツアーで連れて行ってもらったお店は英語・日本語はOK、カードOK、さらに値札がUSドル表示(ここ、重要!)・・・・USドル表示ってコトは外国人相手の一応高級品&外国人の嗜好にあわせているものを売っている可能性が極めて高いので、最初は付き合いで見に行っていた私も結構、目を奪われた。
小物入れは1ドルぐらいから。
茶器セットの種類もさまざま。
3軒まわってもちょっとお値段的には「お高いわ~」(いや、日本の雑貨屋さんで扱っている値段に比べたらぜんぜんお安いのですが!!)とめちゃローカルなお店にも突撃!
ローカルはローカルの品揃えで。フツーに使うような色や柄で、あんまり古典的な柄は売ってない。更にお値段はベトナム・ドン表示なので、桁がひとつ違って安い。そして気が付いたのだがUSドル表示の店の品物は陶器自体が薄い(すなわち高級)であるが、大してドン表示の店の品物はボッテリとした感じ。お客様用高級食器と、日常使いの雑器ってとこかしら?
ぽてっとした質感と、セラドン焼きのようなグリーンと唐草っぽい文様が気に入ったティーセット。ポット+受け皿と小さなカップ5客つきで95000ドン(=約570円)
ロータスが好きなので蓮の模様のものも欲しかったけど気に入った色や図柄がなくて蓮模様のティーセットはあきらめ、代わりにこちらのお皿を。果物やお菓子を盛って使ってます。
こちらは外国人向けと思われるお店で10ドル。ママンたちのお買い上げ品と一緒に値切ったけどあんまり負けてもらえませんでした。(^^;)かなり重いけど小物入れなどはお土産にいいかもしれない。
買い物好きの方なら、バッチャンはツアーでなくてタクシーチャーターで来るのがお薦めです。
とくに工房見学などしないのであれば、ガイドさんが値切り交渉してくれるわけではないので、ホテルか旅行会社に頼んでタクシー貸切が良いかと思います。市バスでも行けますが、買い物して荷物を持つことを考えるとゾっとしますねー。バッチャンでは流しのタクシーにはお目にかかいませんでしたし。
ツアーでいくと、往復で1時間、工房見学で約30分、お買い物時間は正味2時間程度ってところでしょうか?
何軒もお店をハシゴしつつ、値切り交渉しつつですと2時間ではとても足りませんのでご注意ください♪
ちなみに日本へ持ち帰りといえばかなり厳重に梱包はしてもらえます。私たちもスーツケースの中に入れたものも何点かありましたが、破損なく無事到着。とはいってもどうしても壊れて欲しくないものは重いですけど手荷物のほうが無難です。